1級ファイナンシャルプランニング技能士で独学するのに個人的に役立ったもの
はじめに
ファイナンシャルプラニング技能士は、FP試験として2級、3級は割と人気があるようです。
ちょうどスターバックスで隣の席の方が、1級の勉強をしていたので、自分が勉強をしていたときに使っていたものを紹介します。
書籍
きんざい 1級FP技能士(学科)精選問題解説集
試験元が作っている精選問題集。
本家が作っているだけに的中率は高いのでは?と期待するところですが、思いのほか当たらないんだな、これが。
学科は、広く薄く、重箱の隅をつついて壊すぐらいの勢いの問題が多いので、この問題集に出てくる内容は基本的に出てきたら正解したいところ。
じゃあ、どこが役立つの?と言われたら、解説。
テキストをじっくり体系的に理解するのが正攻法だと思うところですが、どのような点を問うているのか?というところは問題解説になるので、解説がおすすめ。
応用編の方については、学科に比べてれば得点しやすく、年金の問題など、2級やAFPを取った人にはおなじみだと思う。
2019年9月試験をあてる TAC直前予想 FP技能士1級
独学だと、ついつい「あてる」というところに期待をしがちだけども、これをやればカバーできるという生易しい試験じゃない。 穴を探す模擬試験として使うのは良いかもしれないが、時間と費用と相談かなぁ。
学校系
TAC 過去問解説
過去問解説の動画が見られるTACのサービス。スマホに入れて通勤途中に確認する利用法が良いと思う。
年とともに記憶力が弱くなってくると、音声、画像、いろんなところで反復してインプットしないと、なかなか脳に定着しない。
そんな方にはおすすめ。
Webサイト
こちらは定番中の定番かな。
老齢基礎年金の額など過去問を解く際には数字が違うので、そこは注意する必要があるかなぁ。
解き方を覚える、身に着けるのには繰り返しが一番だと思うので、過去問がずらーっと載せてあるため、それを行う場としてはとても良いと思う。
個人的感想
1級は定番問題というよりは、法改正された内容もすぐに出てくる印象があります。
私が運良く合格したときは、積み立てNISAが始まったときで、その限度額は何年でおいくらですか?のような問題が出ました。
小規模宅地等の特例についても、面積が280㎡から330㎡になったことや、家なき子特例など時代が変わると中身がちょっとずつ変わっていくところも、しっかり追っておく必要があるかと思います。
これを踏まえて3つほどあげるとするなら・・・
- 新しい本でやる(基本となる数字が試験のときに使うものと同じ正しいものを使う)のが良いと思う。
- 身近な話題になるところでの法改正は要チェック
- CFPの学科試験とは問われる問題のタイプが全然違うから、きんざい試験用の準備が必要
最期に、漢字で書けるように!書く練習もお忘れなく。 Good luck!